AnotherADdress体験にて、MISSONI(ミッソーニ)の象徴的しましまスカートを無理やり着てみた

装いと私

性懲りもなくAnotherADressの2回目を注文してしまいました。

前回は、ASPESI(アスペジ)のミリタリージャケットを着てみましたが、今回は絶対に一生選ばないような服にあえて挑戦すべく、どうにかこうにか着れるか着れないかギリギリのデザインを借りてみることにしました。

半笑いでご覧いただければなによりです。

選んだのはMISSONI(ミッソーニ)のスカートです

選んだのはMISSONIというブランドの「ボヘミアンデザインミディスカート」というものです。

…この色、なんともいえない優し気なパステルカラー…実は、私の一番苦手とする色です。

自分が持っている洋服にこれらの色はほとんど含まれていません。

また、このような総柄のスカート自体、これまで着たことはないので結構なチャレンジです。

ただ、なんとかなりそうだと思ったのは、

・ニット生地であるため、艶感が少なく、肌馴染みが良さそうなこと
(パーソナルカラーがオータムの私はツヤツヤした質感がとにかく苦手です)

・マルチカラーであるがゆえに、オータムカラー(茶色やえんじ色、濃い紫色)が一部に含まれていること
(パステルカラーonlyではないので、これらの色のどれかと手持ちアイテムを合わせて馴染ませることはできるかもしれません)

・柔らかくて曲線的なニット製品でありながら、柄に直線的な要素が含まれていること
(マスキュリンアダルトの私はあまりにも曲線的要素が強いと外観とのギャップが大きくなりすぎます)

・タイトでありながら、腰に切り替えがあるため、デザイン的にもメリハリがあり、シルエットもある程度ハリ感があること
(X型体型の私は、あまりに薄くて柔らかい素材だと生々しくなりすぎてしまいます)

というわけで、色々考え抜いて、今回はこれを選んでみました。

AnotherADressでMISSONIブランドで絞り込むと、12アイテムありました。柄というか縞々(ジグザグ)モチーフが多く、ニット製品が多いですね…。男性向けもあります。

MISSONIとは

早速MISSONIというブランドを調べてみました。

トップ画面に2023年春夏コレクションがありますが….こっこれはボディーコンシャスですね…(汗)。
そして随所に表れる縞模様..。

気を取り直してオンラインストアを見ると…。

やっぱりしましまのオンパレードですが、これなら普段使いにも着れそうです。

が、価格が高い! 大人向けのアイテムの平均価格は10万円前後、キッズも3万円前後でした。

トップス1枚に10万円…..これはたぶん、私が買うことは生涯なさそうな価格帯です。

なぜこんなにしましまばっかりなのか。

調べると、missoniは、1953年にオッタヴィオ・ミッソーニがイタリアのスミラーゴという地域で創業したブランドだそうです。

Wilipedia より引用 在りし日のミッソーニ氏

なんと彼は1948年のロンドンオリンピックにハードル走者として出場していました。

その後、妻のロジーナさんとともに、アスリート用のトラックスーツの開発などに関わり、さらに当時はアパレルにはあまり適用されていなかったニッティングマシーンを改良し、軽くて美しいニットウェアを開発したそうです。

また、カラフルな糸を用いた幾何学模様のデザインを採用することで一躍有名になったということでした。

このしましま模様は、まさにMISSONIの象徴的なデザインなのですね!

着てみました(かなり無理しました)

というわけで、発注してからも「こんなん着れるかな…」と緊張していたのですが、届いたスカートを見て、華やかではありながら懐かしい感じがして、和装っぽささえ感じてしまい、単純に綺麗だなと思いました。

総ゴムなので形自体は筒状で簡単です。
しかし、模様はかぎ針編みのような風合いで懐かしい感じ…

とりあえず着てみましたが、まず…ウエストやヒップのサイズ感はピッタリなのに、とにかく長い!

足の短い私が履くと、完全に床に引きずっています…これはあかん💦

しかし! 総ゴムであるため、胸の上の方までひっぱりあげて、チューブトップドレスのような感じで着てみたところ、なんとかなりました。

ただ、そのせいで折角のヒップ部分の切り替え模様は全く見えなくなり、さらにトップスをインすることができなくなってしまったため、若干Iライン気味のシルエットになってしまいました。

X型体型の私はそのままだとシルエットがやや膨張気味に見えてしまうため、細めのベルトでマークしてみたら、少し引き締まった気がします。

というわけで、今回はモデルが悪いため邪道な着方をしてしまっているので外には着ていけませんが、苦肉の策を見ていただきましょう。

なんとかなっている…の…か、わかりませんが、私の少ない手持ちの靴と服でなんとか合わせられそうなアイテムを探してコーディネートを組んでみた次第です。

ボヘミアン(世間の習慣など無視して放浪的な生活をする人)な感じになっていれば幸いです。

お粗末様でございました。