繊維

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「こだわり」と「オンリーワン」中小紡績の魅力と将来

絹の紡糸を製造する中川絹糸は環境やモノづくりのこだわりを捨てずにコツコツとコア技術を習熟してきたことが強みになっているといえます
プラスチック

防水透湿素材の最新技術 ~新素材AMPHITEXのSDGsへの挑戦~

フッ素化合物の規制を受けて、オレフィン系樹脂からなる「AMPHITEX(アンフィテックス)」が英国スタートアップ企業である「AMPHICO」から開発されました。人工エラから派生したその新素材は、100%リサイクル可能で環境負荷を最大限に低減すべく様々な工夫を凝らしているそうです。
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カポック繊維原料は沖縄にだってあるんです

沖縄に来て初めてこの木を見たときにはあまりのファンタジーさに魅了されました。今回カポック繊維の記事の最後にこの「トックリキワタ」についても書いてしめくくります
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サスティナブルな繊維原料とは

前回、カポック繊維を取り上げましたが、これは生産量や品質などを見る限り、必ずしも綿花や羊毛やダウンに替わるような特筆すべき特性はないように思えました。サスティナブルな原料として注目されているのはなぜか既存の繊維の課題から考えてみました。
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綿花やダウンに替わるか、カポック繊維の可能性

カポックというインドネシアに原生する木の実は綿のような風合いをしており、昔から中綿として用いられてきました。近年SDGsの高まりからこのカポック繊維が再注目されています。
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偽物を見破れ リサイクルとバージンPETを見分ける古くて新しい分析手法とは

リサイクルPETとバージンPETのわずかな構造の違いを見分けるのは古典的な赤外分光法でした。ただ、それを後押しするのは膨大なデータに基づくディープラーニングであり、温故知新のケーススタディーです。
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ついに出た蓄熱性素材CWO®を活用した太陽光発熱型ダウンジャケット「HINATAダウンジャケット」

CWO®は、住友金属鉱山㈱が発明した六方晶タングステンブロンズのナノ材ですが、これがいよいよ製品に採用されます。採用したのはデニムメーカー大手のカイハラでした。
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チョモランマから宇宙へ ~保温と除湿を促す「ひだまり®」のインナー開発秘話はまるで「下町ロケット」を彷彿とさせる~

世界初のエベレスト登頂を果たした日本人登山グループのために開発された保温・放湿性の「ひだまり®」下着は、登頂成功により、その機能性を証明しました。今回はさらに高みを目指します
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吸水速乾の仕組み

すべてのメーカーから特徴のある吸水速乾繊維が上市されています。原理としては毛細管現象を活用したもののほか、表面を工夫することによる肌への張り付きを防ぐなどの工夫をしていることが分かりました。
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サージカルマスクの台頭

コロナウイルスの脅威によって一気に必需品となったサージカルマスク。今や90%以上が不織布製マスクになっており、その生産量は年間160億枚です。それらの製造方法などについて調べてみました