2023年バービー祭りにZARAが参戦

装いの法則

こんにちは! 理系スタイリストのNAGです。

ファッションの正解は人それぞれ。
でもそれは科学(客観的データ)×心理(個人的嗜好性)で説明できます。
是非、私と一緒に、
あなたが本当に着ていて自信の持てるコーディネート」を探してみませんか?

詳細はこちらの診断メニューをご覧ください。
またお申込みやご質問はこちらのお問い合わせからどうぞ。

****
私は、小さい頃からお人形やぬいぐるみにあまり興味がなく、小さい頃はバットやらグローブやらを欲しがっていたそうです。

母が心配して私の誕生日にお人形を買ったときの写真は、ものすごく不機嫌な顔で映っています。

一方、妹は小さい頃からぬいぐるみやお人形が大好きで、バービーを持っていました。

モノづくりの好きな私は、妹のバービーのために、手編みのセーターや洋服を作っては喜んでもらっていました。

しかし、後に、何かのテレビ番組で タレントさんが集めているというバービーを見てびっくり。

大人っぽい…。

ホンマもんのバービー人形は、妹が可愛がっていたバービーとは似ても似つかぬものでした。

こっちがホンマもんのバービー(バーバラ・ミリセント・ロバーさん17歳)
こっちが我々のバービーちゃん

実は、本当はこちらのホンマもんのバービー人形は、アメリカの玩具メーカーのMattel (マテル)社が、1959年になんと当時人件費の安い日本で製造、1962年から販売を開始しています。

しかし、やはりこの大人っぽい顔つきと30㎝とややサイズが大きいことで、当時の日本の風土にはなじまず、さらに1967年にはタカラ社からあの「リカちゃん」が販売されたことで、一時はタカラが輸入代行していたものの、撤退しました。

その後、1982年、タカラ社はバービーのコンセプトは温存しつつも、日本の女の子に親しまれるようにリカちゃんの顔立ちを踏襲した「タカラバービー」という新しい人形を発売したのでした。

それが、妹のような女の子たちにクリアヒットしたのだと思います。

パッツン前髪と優し気な垂れ目のバービーは、後の浜崎あゆみさんを彷彿とさせる華やかさと可愛らしさを誇っていました。

しかし、今バービーと聞いて、この「タカラバービー」を思い出す人は少ないかもしれません。

トイストーリー3でもバービーは出てきますが、バービーと言えばこんな感じの生粋のアメリカンガールなのです。

映画では、ボーイフレンドの「ケン」のクズ男っぷりに笑いました

ZARAとのコラボアイテムは7月17日(月)よりオンラインと一部店舗で販売開始

あっ!思わず、バービー談義に終始してしまいそうに…。

今日の話題に戻りましょう。

というわけで、今はバービーはマテル社の日本法人マテル・インターナショナルが販売しています。

そんなバービーですが、映画が上映されるんですね。知らなんだ。

ストーリーを見る限り、古き良きアメリカというような感じのポップなファッションが満載で、気軽に楽しめそうな映画です。

そしてそれにZARAが乗っかると…。そういうことでした。

ピンクやブルーなどを基調とする、カラフルで元気、セクシーなカジュアルスタイルを基調としたファッションアイテムが販売されるそうです。

バービーは今や、完璧な女の子の象徴として、それに限りなく近い容姿の芸能人などは「リアルバービー」などと呼ばれたりもします。

また、根強いファンの方もいて、ファンクラブも存在するようです。

いやはや…..そんな方にはたまらない2023年夏のバービー祭りとなりそうですね。