こんにちは! 理系スタイリストのNAGです。
ファッションの正解は人それぞれ。
でもそれは科学(客観的データ)×心理(個人的嗜好性)で説明できます。
是非、私と一緒に、「あなたが本当に着ていて自信の持てるコーディネート」を探してみませんか?詳細はこちらの診断メニューをご覧ください。
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先に作成した記事を受けて、有言実行をモットーにしております私としては、やってみるしかないわけです。
そんなわけで早速AnotherADdressに登録して借りてみることにしました。

とはいえ、土日以外は作業着生活の私は月に3着送ってもらっても、消化不良になると予想し、また最大の理由としてはお金がない(泣)ので、LIGHTプラン5500円/月でとりあえず申し込んでみました。
今回、色々学びがあったので、それを書いてみたいと思います。
借りる服を探そう(ブランドがわからない私はトロール作戦で)
勢いで入会したはいいものの、借りる服を探さないと….。
・性別(先の記事に記載したように性別を問わず探すこともできます)
・ブランド
・アイテムの種類(バッグやアクセサリーも借りられます)
・シチュエーション(セレモニー&フォーマル・パーティー、スポーツ、ビジネス、ビジネスカジュアル)
ご存じのように、私はまだ多分普通の人よりもブランドを知りません。
そしてなにより、特に目的もなかったりします。
そこで、とりあえず性別を選択すると、8500点ものの数になり、そこから、今借りられるものを抽出すると、6000点ほどに減りました。
さらに、サイズと時期(春から夏物)で検索をかけると2800点ほどに….。
思ったよりも多いぞ(そして、潔いぐらいのノープランな自分に改めて呆れる)。
…..夜な夜な全部確認していきました。

選ぶと2,3日で届きました(平日作業着以外に縁がない私は休日までおあずけ)
悩みに悩んでようやく選んだのですが、数日後にガーメントバッグに入って届きました。

選んだのはASPESI(アスペジ)のジャケットです
選んだのはASPESIというブランドのコットンミリタリージャケットというものです。
カッコイイです。このモデルさんのように着こなせるといいな…。
ASPESIというブランドでさらに絞り込むと、38アイテムもありました。いずれも形はベーシックな印象ですが、柄や色は比較的バラエティーに富んでいます。

ASPESIとは
早速、このASPESIというブランドを調べてみました。
1969 年にAlberto Aspesi (アルベルト・アスペシ)がイタリアのシャツブランドとして始めたようですが、その後、ダウンを使った機能的なジャケットで台頭し、ミリタリーの要素を入れつつも、都会的でシンプルで上質なアイテムを販売しているということのようです。
「アスペジ」で検索すると、やっぱりメンズアイテムが圧倒的に多く、特にM65フィールドジャケットと言われるナイロン製の細身のジャケットが多く検索結果に挙がってきます。
着てみました(非常に満足です)
手が短いのと身長も低い(154㎝です)ので、サイズ確認はしていましたが、かなりダブダブの可能性もあるな…と思っていましたが、そんなに違和感なく着ることができました。
また、最初に見たときに、ゴワゴワしていそうだと思ったのですが、思ったよりも軽く、さらに柔らかく体に馴染みました。
早速本日、少ない手持ちの服をとっかえひっかえ、合わせてみたという次第です…。
実は、このジャケットにスカートという組み合わせ。
雑誌などで良く見ていて憧れていたのにも関わらず、これまでうまく合わせることができなかったのです。
しかし今回借りたジャケットでは、パンツよりもむしろスカートとの組み合わせの方がよく合って、イメージしていた感じのコーディネートが実現しました。
うれしくて、今日は久しぶりに近所を散歩してきました。

手持ちのジャケットとの比較(なぜ価格が10倍もするのか)
実は、昨年私はこれに似た形のカーキー色のジャケットを購入していました。
これはこれで気に入っているのですが、ちょっと生地が重いのと、サイズがやや大きめで、さらに型が柔らかいので上のようなコーディネートをしてもバランスが悪いというか、だらしない印象になってしまい、ジーンズやパンツ限定でダボっと羽織るような使い方をしていました。
このジャケットと、今回借りたジャケットの価格差は10倍以上もありますが、何がそんなに違うのでしょうか?
それにしてもよく似ていて、私の嗜好の狭さを露呈してしまいますね…。






おわかりでしょうか?
裏を返すと、明らかにASPESIの縫製は美しく、パーツによって適切な裏地が施され、縫い代の始末も丁寧です。
また、背の部分は4枚はぎになっていて、より立体的な構造になっています。
襟の裏には補強のための縫い目があり、余計なヨレなども一切ありません。
すっすばらしすぎる….。
そりゃ高いわ..。
まとめ(服を味わうことができました)
今回、第一回目に選んだジャケットを色々調べてみたのですが、このASPESIというブランドの成り立ちといい(メンズアイテムから始まった)、コンセプトといい(機能的でシンプルだけど、ミリタリーなどのアレンジを加えたカジュアル)…..つくづく、私らしい選択だったのではないかと痛感しました。
ただ、今まで、同じようなジャケットなのに、ブランドだからってなんでこんなに高いんだろうか?と思っていたのですが、それは納得できました。
とはいえ、ASPESIを今後、普段のワードローブに加えることは価格的になかなか難しいのですが、好きなブランドの一つとして心に残りました。
もう少し続けてみて、色々なブランドを実際に見て触って着て、経験を積んでみようと思っています。