こんにちは! 理系スタイリストのNAGです。
ファッションの正解は人それぞれ。
でもそれは科学(客観的データ)×心理(個人的嗜好性)で説明できます。
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今日日、アイメイクが苦手だという女性などいらっしゃらないかもしれませんね…?
誰がこんな記事を読むだろうかと悩みつつ、私がここ数か月で思ったことを書いていきます。
アイメイクが得意で、好きな方には理解できない内容かもしれませんが、もし同じような悩みがある方がいれば、是非ご感想などを頂ければ嬉しいです。
色々試すがうまくいかずメイクが嫌いになってはや四半世紀
最初に化粧をしたのは、大学の部活のイベントでした。
数日前にメイクの指南書を買ってきて、スーパーでリキッドファンデーションとチークとリップを揃えました。もうどうやってメイクしたかさえ覚えていませんが、若さと勢いで乗り切ったように記憶しています。

その後、就職活動で再びメイクについて真剣に考えなければならなくなり、スーツと共に、百貨店で揃えました。
初めてカウンターに座ってフルメイクをやってもらったのもこの時です。
別人みたい(に派手だ)…!!と衝撃を受けつつ、店員さんに勧められるまま青いアイシャドウを買ったのはいいのですが、そこはかとない違和感を覚えて百貨店のトイレでふき取ってしまいました。
社会人になってからも時々、雑誌などの特集を見ては、アイラインやマスカラを買って試してみるものの、本や取説のようにはうまくいかず、そのままあきらめて40代を迎えてしまいました。

アイメイクに再挑戦するも、より謎は深まる
ファッションを勉強し、周りの人達による化粧品の話題を見ているとなんとなく自分も気になるものです。
インターネットで検索してみると、一般の方が凄くキレイにお化粧をして、それを丁寧に説明してくれている動画なども沢山あったりして、Cookpadを見ればうまくお料理が作れるように、Youtubeを見れば私もうまくメイクができるのではないかという勇気も出てきました。
すでに40代後半ですが、再び色々情報をアップデートし、化粧品を新調することにしました。
動画で紹介されていたファンデーションや口紅などを揃え、それなりに現代風に改善されましたが、やはりアイメイクの牙城は手強いです。
そのまま説明通りに塗り重ねてしまうと、私の場合はやっぱりToo muchになってしまうのです。
再びカウンターに行って相談してみました。
しかし以前と同様に別人みたいにしてもらい、「全然変じゃないです!大丈夫ですよー!」と言われて、首を傾げつつ結構高いアイシャドウパレットを買ってしまうという結果に…..。
その後、無印良品で購入した茶色メインの3色アイシャドウが定番となりました。
しかし、これも特定の1色しか使わないことが多いのです。
とはいえ、量販店で販売されているアイシャドウのほとんどが多色パレットになっています。
全色使えないし、もっと量も少なくていいんだけど(使い切れない)…。
なぜ、私はアイメイクを楽しめないのか…?
元々の素材の問題もあると思うのですが、もう少しなんとかできないものか。


単色のアイシャドウで試行錯誤
ファッションの勉強を終えてコーディネートは組めるようになってきましたが、肝心のメイクについては自分のことでさえ、よくわかっていませんでした。
そんな折、結構有名なこの本「メイクがなんとなく変なので友達の美容部員にコツを全部聞いてみた」も読んでみました。
この本によると、アイメイクに関してはあまりセオリー通りに考えず、自分の顔や骨格に応じて付け方は変わるとのこと….。
そうか。もっと柔軟に、私の顔ありきで考えよう!と思ったのでした。
ちなみに、この本に出てくる美容部員「BAパンダ」さんのTwitterより。とても自由で宇宙っぽいです もう芸術作品ですな….。
1日過ごしても色がちゃんと残ってました! pic.twitter.com/dipFA0xbBY
— BAパンダ 吉川🐼メイク本🎊 (@BA86181994) March 5, 2023
という訳で色々試行錯誤した結果、私の場合は目の周りに広く付けずに、目のキワに少しだけ見える程度に付けると、結構良い塩梅になることがわかってきました。
しかし、ちょっとでも多めにつけてしまうと悪目立ちしてしまいます。
BAパンダさんほどではありませんが、もう少し色で遊んでみたいような気もするのだけれど..。
ある日、大型ショッピングセンターを歩いていて、色々な色のアイシャドウが単色で販売されていることに気づきました。単色なので小さいし、安い。
ダメもとで色々買って試してみることにしました。

しかし、やっぱり目がやけに強調されてしまいます。
おっかしいな….。
色的には私のパーソナルカラーに合っているはずなんだけれど、なぜこんなに違和感が?
ラメや艶は不要。マットな質感が重要だった
それでも懲りずに数か月前、ある化粧品ブランドの単色アイシャドウのディスプレイをよくよく見ていたら、質感によって主に3つに分類されていることに気づきました。
・かなりギラギラしたもの(グリッターとかスパークルとかいう表記があります)
・キラキラとした艶があるもの(パールとかグロウとかいう表記があります)
・粉っぽいもの(マットという表記があります)
これまで量販店などで販売されているアイシャドウパレットは、大抵このギラギラ系とキラキラツヤツヤ系で構成されているものが多いので、私はマットという質感のアイシャドウがあることをこの時初めて知りました。
年齢を重ねた私の乾燥した瞼にも、粒子が細かいので思ったよりもきれいに付きます。
マットな質感のアイシャドウの種類は他のタイプに比べて多くはありませんが、少しずつ買い足して今に至ります。
これらはすべて私の肌に非常によく馴染みます。
黄色やピンク、赤、オレンジなど今までは使ったことのないようなカラフルな色も、アクセサリーのような感覚で付けることができます。
例えば、マスタード色のセータに合わせて黄色のアイシャドウを目尻にかけてオレンジになるように薄くグラデーションを付けてみたときに、アイシャドウも楽しいものだなと初めて思うことができました。
一方、日常的に使うベーシックな色についても、全部同じ色じゃないの?と突っ込まれそうですが、オータムカラーの私にとって、この微妙な色の違いが結構重要だったりします。

まとめ
奇特な例ばかりで申し訳ありません。
しかし私自身、アイメイクが鬼門中の鬼門であり、これまで何をやってもうまくいきませんでした。
特に、雑誌や口コミのオススメ情報はことごとく当てはまらないので、素材の問題だと半ばあきらめてきただけに、今回数か月でここまで楽しめるようになったのは快挙です。
アイシャドウは苦手なの..と思っている方がいらっしゃったら、もしかすると私のように、艶があまり得意でないか、あるいは目の特徴としてそれほど沢山の面積を塗らない方が綺麗に見える場合があるのではないかと思います。
そんな方は、好きな色を一つ買ってみて、小さめのブラシを使って少しずつ様子を見ながら瞼のキワに丁寧に色を載せてみてください。
案外、綺麗にメイクできるかもしれません。
メイクに関しては、今回ようやく人並みの知識を得たという、なんとも心もとないことではあります。
しかし、同じ悩みを抱える方のために、今後もう少し考えてみて、独自の見解で解決策やアイディアを提案できるようになっていきたいと思っています。
*ちなみに…..アイラインとマスカラについては未だに苦手です。
特にアイラインはそもそもできません。
マスカラも綺麗になるというベクトルになりません。
結構手先は器用なはず(自称)なのですが、なぜお化粧はこんなに下手なのか..?
これも何とか60歳になるまでに自分なりの解決法を見出したいです。