こんにちは! 理系スタイリストのNAGです。
ファッションの正解は人それぞれ。
でもそれは科学(客観的データ)×心理(個人的嗜好性)で説明できます。
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いきなりダサいタイトルすみません。
アゲアゲ…って日常的に使わないのですが一度言ってみたかったのね。
….さて、と。
2021年ごろから明るい色の服が沢山売られています。明るい色をドーパミンカラーといい、そういう明るい色の洋服を纏って気分を上げることをドーパミンドレッシングというらしいですね。
面白いので調べてみましょう。
ドーパミンドレッシング
ドーパミンというのは中枢神経系に存在する神経伝達物質で、アドレナリン、ノルアドレナリンといういわゆるホルモンの前駆体だそうです。
アドレナリンは、交感神経を興奮した状態にし、何事に対しても意欲的かつ活力を与えてくれると言われます。
つまり、この言葉は「服を着ることでドーパミンが分泌されるように、意欲的、元気になる」という行為、あるいは「着ることで意欲的、元気になる服」というアイテムのことを指しています。
そして、instagramなどでドーパミンドレッシング(dopamine dressing)と検索すると、このような顔ぶれが…。
皆、カラフルですね。
ドーパミンドレッシングはドーパミンカラーのファッションアイテムを身に着けて元気になろう!というような意味合いが強いと思われます。
色と感情
ドーパミンカラーというと、どんな色を思い浮かべますか?
赤とか黄色とか..ピンクとかであって、灰色とか茶色ではないですよね…。
ちょっと前まで勉強していた色彩検定のテキストには、色のイメージとしてこんな風に紹介されています。

では、赤は赤でも、オレンジはオレンジでも、どんな色調でしょうか?
やっぱり、はっきりした色とか濃い色とかではないでしょうか?
これも、おそらく皆さん感覚的に見につけているかと思いますが、色自体のイメージだけでなく、その明るさやトーン(色調)にもイメージがあります。

つまり、今回のドーパミンカラーに相当するような色は、ビビッドな赤とかオレンジとかブライトな緑とかピンクとかですね。
実は、私はというと、これらのカラーを取り入れることを最も苦手としております。
普段は本当に紺色やら茶色やらで、十分元気に過ごしておりますが…..でも、ドーパミンカラーで取り入れられそうなのをあえて考えるとすると…オレンジとか黄色でしょうか?

少しでも明るい色を取り入れて、より元気に過ごしたいと思います!