女性らしさだけじゃないSNIDEL(スナイデル)の魅力

装いと私

こんにちは! 理系スタイリストのNAGです。

ファッションの正解は人それぞれ。
でもそれは科学(客観的データ)×心理(個人的嗜好性)で説明できます。
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ファッションの勉強をするようになってから、ブランドに先入観を持たないようにして積極的に見る癖がついています。

スタイリングの課題に勤しんでいる際、ショッピングモールでスナイデルというブランドを知りました。

儚げでヒラヒラした女性らしいアイテムが目白押しで、私のスペックとは真逆のベクトルを有するスナイデル….憧れつつも、これまで極力避けてきたテイストのブランドです。

これまでは素通りでしたが、店舗で手に取りつつ、こういうアイテムが似合う人、またスナイデルのようなアイテムが好きだという人のスタイリングもしてみたいなと思いました…。

そんなわけで、とにかく女性らしさを全面に推したブランドだという印象を持っています。

ちょっと価格帯が高いので、実際のスタイリングでおススメしたことはないのですが、これまでご提案した中には、上述したようにスナイデルがお似合いになる方もいらっしゃいました。

今セールをしているようなので、もしお好きな方は是非チェックしてみては…。

さて、そんなスナイデルですが、今回、2023年春コレクションのカタログが公開されたので、覗いてみた。

そうしたら、おっと!結構印象が変わりました。

ちょっと記事にしてみたくなったので書いてみます。

スナイデル=ストリート×フォーマルの融合

私は、お恥ずかしながら今まさに色々なブランド名を聞くと、その都度Webなどでチェックして頭に叩き込んでいるわけなのですが、その際いつもそのブランドのコンセプトを見ます。

コンセプトというのは、そのブランドの存在意義であり達成目標であるからして、そのブランドの命だと思っているからです。

というわけで今回、漠然と知っていたスナイデルのコンセプトを見ると、

「ストリート×フォーマル」だそうです。

ストリートカルチャーとエレガンスを組み合わせ、独自のスタイリングを提案するとのこと。

細部にまでこだわって女性の美しいシルエットの魅せ方を追求するのだそうです。

正統派お嬢様ブランドだと勝手なイメージを持っていたのですが、そうではなくて、ちょっとストリートを意識して取り入れた新しいフォーマル・エレガンスの概念の具現化を模索しているんですね…。

なんかかっこいいですね。

23年春のコレクションは「Healthy Grace(健やかな気品)」

そんな目線からこのコレクションを見ると、確かに、少し変わったカッティングがされていて、肌がちらほら見えるような仕組みになっています(こういうのを「肌見せ」と呼びますよ。ご存じですか?)。

確かに、大胆なカッティング+タイトとボリュームのバランスが絶妙でメリハリのあるデザインに、フリルやチュールなどの装飾を上手にMixされていることで、肌見せによるセックスアピールよりも、逆にモードな印象へと昇華しているような気がします。

スナイデル HP より引用

女性らしいアイテムがもちろん多いのですが、実際、結構、ジーンズやカジュアルアイテムにも合わせられそうなものもあります。

モデルの方も中性的な雰囲気の方も多く、イメージしやすいカタログになっており、これまで「スナイデル? 私のテリトリーにないな。」と思っているオシャレをよく知る方も一度覗いてみるとよいと思います。

私も、かなりマスキュリン寄りの顔立ちをしていますが、今年は少しだけチュールやレースが入っているアイテムなども取り入れてみたいな….と思っています。