現代和服 ~ジャージ浴衣が秀悦!~

装いと科学

こんにちは! 理系スタイリストのNAGです。

ファッションの正解は人それぞれ。
でもそれは科学(客観的データ)×心理(個人的嗜好性)で説明できます。
是非、私と一緒に、「あなたが本当に着ていて自信の持てるコーディネート」を探してみませんか?詳細はこちらの診断メニューをご覧ください。
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最近、あまり科学的な話題がない…というか、先に取り上げた技術に原理的にほとんど類似したような話題だと記事にする気になれないということが続いております。
プレスリリースではない、もっと前の、すなわち論文レベルの技術に着目した方が良いのだろうか….?
しかし、そうなると死の谷<Death Valley>(何らかの理由で開発段階で頓挫してしまい、上市まで達成できないリスク。ここでかなりのアイディアが脱落するため、開発者からは非常に恐れられている難所です)を越えられなかった場合のリスクがあるんですね…。

技術屋がそんな苦悩を抱えている一方、ファッション関係の話題は事欠きませんね。

常に新しいものやサービスが提供されています。このギャップに驚きます。

というわけで、私もそちらのチェックがメインになってきて、少しずつ詳しくなってきているような気もしています。

今回は、現代和装ということで、面白いデザインの洋服を見つけたので、ご紹介します。

現代和装ブランド niitu(ニーツ)

niitu(ニーツ)は2011年にスタートしたユニセックスファッションブランドだそうですが、ジャージやスウェットなどの生地で和装を手掛けることで、年齢や体型、性別によらずに誰でも気軽に切れるカジュアルなアイテムを提案しています。

で、今シーズンのテーマは「仲良し-affinity-」だそうです。

fashion press HPより引用

これ、色みやサイドの2重ラインがちょっとヤンキーっぽいのですが、ジャージ素材の浴衣って確かに着やすそうじゃないですか?

ありそうでなかった!と思ってググったら、ジャージやデニム生地を使った着物は一応あるにはありました(汗)が、このブランドは、これをカジュアルアイテムに落とし込んでいるというところが新しいのではないかと思います。

サンダルにもしれっと鼻緒がついていますね。

スパイスアイテムとして取り入れたら面白いのでは

ボトムスが特に面白いです。

ニンジャのような「きりこみパンツ」とか、羽根車のような「ウイングジャージスカート」などは結構色々なトップスにも合わせやすいのではないかと思いました。

男性もかっこよく着こなしていますね。

こうなってくると、男性のスカート率…だんだん増えていくのではないかと思っています。

果敢に挑戦してみる

niituのHPのトップには2023年秋冬コレクションのテーマでしょうか?
化楽(kagaku)というphotoがありました。

このようなちょっと尖ったコンセプトの洋服…面白いのだけど、私がもし若い頃に出会っていたら着ていたかな..と思うと、やはり気軽に買える値段でもないし、着ていなかったような気がします。

でも、どんな時代でも、お金がない時期からアルバイトでためたお金で憧れのブランドの洋服を買っていたという人はやはり一定数いるものです。

この差がどこから生じるのかがわかりませんが、これが価値観というものでしょう。

私も色々見て勉強していくうちに、たとえ個性的でもこれだけはどうしても入手して着てみたい!と思える服が見つかるといいな…と思いました。