こんにちは! 理系スタイリストのNAGです。
ファッションの正解は人それぞれ。
でもそれは科学(客観的データ)×心理(個人的嗜好性)で説明できます。
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元記事はこちら。
エドウイン(EDWIN)を象徴するデニムパンツ「503」が、誕生25周年を機にリニューアルしたそうです。
毎回、古いお話で恐縮ですが、ブラッド ピットがたどたどしい日本語で、「503(ゴーマルサン)」と言っていたCMだけ覚えていますが、ジーンズの形はかなりオーソドックスな、ザ・ジーンズ といったようなものだったような気がします。
少しEdwinのHPを詳しく見てみましょう
3つのリニューアル
①リサイクル素材を使うことで環境に配慮させています。
CO:REという技術で、製造時の端切れや消費者から回収したデニムを再度解繊して、再び繊維化しています。実際に見ると面白いので動画も掲載しておきます。
②シルエットの改善を行っています。
スリムテーパード・レギュラーストレート・ルーズストレートの3種展開ですが、特にレギュラーストレートは、元祖503のスタンダードフィットをベースにしつつ改善しているそうです。
③10年保証付きだそうです!
エドウインの修理・修繕サービス「Re:dwin」で無償修理・修繕できるそうなのです。これはすごい!
Re:dwinとは
どんなふうに修繕してもらえるのか…サイトを見てみたのですが、ポケットや膝などの破れや穴などをふさいで、これ以上ダメージが広がらないようにする通常リペアは2000円からでできます。

また、驚くべきことに、Edwin商品以外でも受け付けてくれるようです。
その他、破れや穴をできるだけ目立たないようにするスペシャルリペア(6000円~)や、ボタンやジッパーの交換や取り付け(1500円~)などもやってもらえます。
そういえば、ジッパーがすぐに下がってくる(壊れていたのか、あるいはそれ以外の原因なのかは追究しないでください)ジーンズがあって、結局捨てちゃったな…。
それにしても、これだけのリペアを10年間無料でやってもらえるなんてすごいのですが、そこまで着たおすことができていないことに逆に申し訳なさを感じます。
もともと作業着だったのだから、この際、私もこの503をいっそ作業服にして、破れたら直してもらえば、かなりお得なのではないかとさえ思えてきました。
10年使ってほしいと言い切るプライドの起源
10年というと、私は60歳近くになっています。
それまで第一線でジーンズを….。そんな覚悟をもって買うかどうかは微妙なのですが、本来はボロボロになるまで使ってこそのSDGsですよね。
この503について、この度色々調べたのですが、開発当初から画期的な要素が多かったようです。
当時はゴワゴワ・バリバリが良しとされる通好みのジーンズを、この503が初めて、ジーンズにおいて、繊維のEKIAN加工(液体アンモニウム加工….なぜこんな略し方になったんだYo)を取り入れ、柔らかくて、インディゴ色素がはっきり染まる今の形を作り上げたそうです。

なかなかおもしろいですよね。
今回はブラッドピットではなく、トータス松本さん、広末涼子さん、坂口憲二さんがCMに登場しています。このキャスティングを見ても、どのぐらいの年代をターゲットとしているのかがわかりますね…。
リバイバルとして成功するかどうか…バッチリターゲット層にあたる私にとってはなんとなく応援したい気持ちがあります。