こんにちは! 理系スタイリストのNAGです。
ファッションの正解は人それぞれ。
でもそれは科学(客観的データ)×心理(個人的嗜好性)で説明できます。
是非、私と一緒に、「あなたが本当に着ていて自信の持てるコーディネート」を探してみませんか?詳細はこちらの診断メニューをご覧ください。
またお申込みやご質問はこちらのお問い合わせからどうぞ。
はじめに~モニター企画への沢山のお申込み、ありがとうございます
現在、モニター企画を通して多くの方に申し込んでいただいており、本当にありがとうございます。
おかげさまで、私自身も色々な気づきがあり、大変勉強になっています。
まだまだ受け付けていますので、お申込みいただければ幸いです。
これまでお申込みいただいた方の共通点は、過去にFPSS以外のメソッドで診断のご経験があることでした
ところで、私はFPSSを卒業してからまだ間もないこともあり、おそらく申し込んでくださる方はまだ一度もこのようなパーソナルスタイル診断を申し込んだことのない方が、とりあえずお試しで申し込んでくださるものだと思って募集していました。
しかし、蓋を開けてみるとほぼ95%の方がすでにFPSSの診断メソッド以外の診断を受けていらっしゃる方が申し込んでくださっています。
過去に受けた診断によって、ご自身の特性をある程度ご存じで、特定のイメージを持っていらっしゃいました。
複数の診断を受ける動機とは?
そんなわけで、私よりもずっとオシャレの知識の深い方が申し込んでくださったことに感謝と恐縮をしつつ、やはり気になってしまうのが、
なぜまた診断をしてみようと思われたのか?
ということです。
モニター企画なので、他の熟練のプロの方に診断いただくより診断費用は抑えられるとはいえ、3000円(税込3,300円)もかかってしまいます。
事前アンケートで詳細をお聞きすると、これまでの診断結果にほぼ満足されている方が大半でした。
であれば何故? これ以上未熟な私に何ができようか?!と恐れおののいている私に
色々受けてみるのが単純に楽しいんです!と言ってくださる方もいらっしゃいました
(ホッ….かなりハードルが下がりました。)
一方、多くの方が「診断は楽しいけれど」、と前置きをしたうえで
・過去に受けた診断結果の整合性がとれず、具体的にどのようなアイテムを選べばよいか分からない
・診断結果からこれが似合わない、似合うと言われてそれを守っているが、それでいいのかどうか
という声を頂くとともに、
今回の診断で、総合的に自分が似合うファッションの傾向や具体的なアイテムを知りたい
と考えて申し込んでいただいていることが分かりました。
(….とたんにハードルが上がりました。)
診断を活かせるようにする個別のアドバイスが求められている
つまり、モニター企画だからといって、診断だけ実施して「はいどうぞ。ではさようなら。」というわけにはいかないんだなと初回から己の脇の甘さを恥じ入ったわけです。
そんなわけで、少しでも今後の装いのヒントになってほしいと願いつつ、必ずレポートの最後にその方にお似合いのアイテムをご紹介している次第です。
とはいえ、私自身としては、大変ではあるけれど、普段のコーディネートを活かして具体的なお似合いアイテムを考えたり、提案することが結局は一番楽しいというのが本音です。
今のところ、診断の流れとしては
・アンケートをお聞きして、診断後に色々想像しながら仮レポートを作成
・実際にオンラインでお会いしてお話をお聴きしながら、結果を共有
・オンラインでお聴きした内容を参考にして、追加あるいは手直しをした上で最終レポートをお渡し
という感じになっております。
ただ、ついついその後の経過なども知りたくて、その後1カ月間は色々お付き合いさせていただいています。(しつこくてすみません)
FPSSメソッドと他社メソッドの違い
わかりやすくてエンタメ要素の高い「オートマティック仕様」の他社メソッド
実は、モニターの方々が受けられた診断メソッドについて、お恥ずかしながらこれまで全く知識がなかったこともあり、初めて今回、パーソナルデザインや骨格診断といわれるFPSS以外の手法について、本やWebで確認してみました。
その結果、どの手法も、対象の方のお顔や体型の特徴をとらえた診断結果に基づいたものとして確立されており、
フェミニングレースとか、ファッショナブルとか特定のタイプにカテゴライズしてもらえて、イラストや具体例でしっかり示されていることがわかりました。
各タイプは皆魅力的で、ドラマや小説、アニメのキャラクターの誰かを彷彿とさせるようなわかりやすいステレオタイプによって分類され、誰でも容易にイメージすることができます。
自分がこの中のどれに相当するのか第三者からズバリ当てはめてもらえるのは、確かに明快で、ワクワク感があります。
友達とも結果を共有することで、お互いに「うんうん、確かにあなたって、こんな感じのイメージだよねー」と楽しめそうです。
車で例えると、誰もが手軽に、アクセルとブレーキさえ踏めば、すぐにでも街を走ることのできる、オートマティック車のようなメソッドだといえます。
大まかな原理を知ることで、使いこなせれば自由度の高い「マニュアル仕様」のFPSSメソッド
一方、例えばFPSSの顔パーツ診断の場合、診断の結果は、相対する2つの直交するベクトル(大人⇔子供、女性的⇔男性的)で分けられた4象限マトリクスの座標値でお伝えします。
「あなたはフェミニンのレベル3で、アダルトのレベル1です」と診断されたとしても、ってイマイチピンとこないかもしれません。
また、友達と結果を共有して「私もあなたもマスキュリンアダルトだけど、私とあなたではマスキュリンの値が3違うよね」ということになりますが、….たしかにあんまり盛り上がれないかもしれません。
他社メソッドに比べると、エンタメ要素が少ないからか面白味がないかもしれません。
しかし、これを深く読み取って使いこなすことで、非常に自由度の高い、まさにあなただけのファッションマニュアルになることができるようになります。
そう!まるでマニュアル車のように!
….って言われてもあんまりアピールになりませんかね…..。
オートマの限界を知ると、マニュアルに乗りたくなる
なぜ、そう思うのか。もう少し説明しましょう。
それは、モニターの方とお話していると多々、私は〇〇タイプだから、これが似合わないはずなんですが。とか、△△タイプの場合は、これが似合うんですよね?というような話題が多くでてきます。
ご自身のタイプに明確な境界線があって、その中で指定されているアイテムを選ばなくてはならないとお考えになっているのではないかと推察します。
確かに、私も自分がキュートボーイッシュだったときに、フェミニングレースは程遠いイメージです。
選択するアイテムの方向性はかなり異なっていて、互換性はほとんどありません。
お互いに、近づくことさえ何かから拒絶されているような見えない壁を感じます。
しかし、先に掲載した記事の繰り返しになってしまいますが、
人によって、キュートボーイッシュの中でも振れ幅があるのではないでしょうか?
また、同じ人であっても気分やシチュエーション、またライフステージの変化によって、キュートガーリッシュ寄りのファッションを楽しみたい時だって、また、時にはフェミニングレース寄りのファッションに挑戦してみたい時だってありませんか?
あまりにも具体的にそのイメージが視覚化され、さらに適合するアイテムが決められていると、そこから逸脱することは、なかなかできません。
オートマティック車でD(ドライブ)、L(ロー)、R(バック)、P(パーキング)しかギアを変えられないのと同様です。
それだけ守っているうちは安全で楽なのですが、ちょっと応用してみたくても対応してくれません。
その点、FPSSメソッドはギアの変速は無限にあるので、同じ道を走っていても、どう走るかを自分で決められます。
大きな理論を知り、それを核に自分で柔軟に試行錯誤することで、キュートボーイッシュを基本としつつ、そこから色々な広がりを自分で楽しめるようになっていきます。
単純に誰かとスペックを比べるのではなく、誰かとの違いを認識しつつ自分の個性を受け入れ、楽しめるようになるというのが、魅力なのではないかと思います。

さいごに
今回のモニター企画を通して、モニターの方のそれぞれの魅力を発見しては、新鮮な気持ちで楽しめています。
折角申し込んでくださっている方に、このマニュアルメソッドの面白さを少しでも理解いただきながら、診断結果をお伝えできればいいなと思っており、
自分で自在にギアチェンジできるようになる姿を、見届けたいような気持ちでいます。