こんにちは! 理系スタイリストのNAGです。
ファッションの正解は人それぞれ。
でもそれは科学(客観的データ)×心理(個人的嗜好性)で説明できます。
是非、私と一緒に、「あなたが本当に着ていて自信の持てるコーディネート」を探してみませんか?
詳細はこちらの診断メニューをご覧ください。
またお申込みやご質問はこちらのお問い合わせからどうぞ。
***
前回の記事:おしゃれに向き合う人達 part①では作り手を目指す学生さんを紹介しました
今回はファッションモデルを目指している学生さんです。
そういえば、ファッションモデルというのはどうやってなるものなのか?知りませんでした。
何らかの芸能プロダクションに所属して、ウォーキングの勉強をしてあとはひたすら自分磨きをしているようなぼんやりとしたイメージがあるのですが、こうやって専門学校で学ぶ人もいるんですね。
どんな勉強をしているのか、調べてみました。
ファッション科 モデルコースのカリキュラム
この学生さんが所属している専門学校のHPに行ってみました。
モデルコースのカリキュラムを見ると、すごかった。
・ウォーキング:ショーやステージでのウォーキング・ポージングの技術習得
・プロポーションメーキング:自身の骨格や体型を理解し、魅力を最大限に引きだす体づくり
・セルフヘアメイク:媒体のイメージに合わせたセルフヘアメイク技術習得
・コーディネートテクニック:テーマに合わせたコーディネート技術習得
・SNSテクニック:効果的にファンを作るスキル習得
・販売スキル:売上に繋がる商品知識、年齢層に合わせたトーク技術習得
・モデル実習:心構えや、撮影現場での立ち居振る舞い、オーディション対策
・撮影実習:照明機材を使った本格的な撮影を体験し、表情やポーズなどを身に着ける
・販売ロールプレイング:販売知識や技術に加え、コミュニケーション能力・所作、言葉遣いの習得
モデルとしての強みを自覚し、それを強化し、クライアントからの要望やイメージに応えられるように自分のイメージを柔軟にコントロールできることが求められていますね…。
SNSでの地道なプロモーション活動
また、記事にもありますが、モデルとしての技術だけではなく、知名度を上げることも必要と考え、SNSでの活動を積極的にされています。
企業から月1回届く服を、自前のアイテムも使って最大限にアピールしなければなりません。
企業からこうしてほしいとは言われないんですね….。
服の特徴をつかんできれいに撮影して、皆にこれなら買いたい!と思ってもらえるように紹介しなければなりません。
これは大変ですね…。インスタグラマーというのは企業の製品をただ紹介すればいいというわけではないんですね。
知名度だけでなくプレゼンテーション能力によって、その後のオファーに大きく差がつきそうです。
また、この方の場合は、商品のサイトだけを見て美容液を紹介する仕事も受けているそうです。
自分で使っているわけではないのかな…?と少し疑問に思ったりもしましたが、この方は
「間違ったことを伝えると迷惑になる」ため、商品のことを徹底的に調べた。とあります。
きちんとそれが納得できる機能があるのかどうか、自分で調べた上で紹介しているんですね。
これもなかなか大変そうです。
それでもモデルになりたい
この方は、小中高と野球一筋だったようですが、この経験が頑張りの糧になっているようです。
モデルとしてのライバルは沢山いて、自分よりも前から活動している人がほとんどだそうです。
自信がなくなってしまうこともあると思いますが、それでも「継続は力なり」ということと、人と比べず、「自分らしく」いることを心に留め、いつかその答えが出せるようになれたらと頑張っています。
安直な感想ではありますが、なんだか、みんな結局、生きるってことは一緒なんだなと思った次第でした。
前回の記事:おしゃれに向き合う人達 part①