サウナ人気を覗いてみたら~ゆるいサウナグッズから「TOTONOU(ととのう)」の医学的解釈まで~

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こんにちは! 理系スタイリストのNAGです。

ファッションの正解は人それぞれ。
でもそれは科学(客観的データ)×心理(個人的嗜好性)で説明できます。
是非、私と一緒に、
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今回は特に科学的な話題はないのですが、3年前ぐらいからサウナが大人気らしいですね。

人気のきっかけは2016年の「サ道」という漫画と、2019年のドラマにありました。
(どちらも知りませんでしたが、面白そうです)

「ととのう」という言葉も、フィンランドで逆輸入され、「TOTONOU」というサウナ用語として紹介されたそうです

サウナ関連の雑誌や書籍が平積みされているのは知っていましたが、私はビジネスホテルでサウナに少し入ってみた程度で、その良さはわかりません。

そんな中、サウナを楽しむためのグッズやアパレル用品やグルメなども紹介されているようなので、
少し調べてみました。

緩い雰囲気のグッズが沢山ありました

本場フィンランドでは、老若男女が公設のサウナで仕事終わりに集い、裸の付き合いをすると聞いたことがあります。
サウナの中でなにやら木の枝を束ねたもの(ヴィヒタというものらしいです)で体をバサバサ叩いたり、
蒸気が出ているホカホカの体で冷たい雪の中や湖に飛び込む姿を見て、面白い習慣だな..と思ってみていました。

そんなサウナが少し前から人気になっており、伊勢丹新宿店に「伊勢丹サウナ館」という催し物が開催されたようです。

サウナを推しているブランドのグッズが沢山展開されていますが、いずれもテイストは緩いです。

なんだか懐かしいデザイン
サウナボーイ
ヴィヒタがキャラクターになっています。Vihtarian
悔しいけれどカワイイよ
Saunya(さうにゃ)

サウナ終わりに食べる、サウナ飯(サ飯!?)というものも盛り上がっているようです。

サウナハットって何



そんな中、ひときわ目立つこの帽子 サウナハットというそうです。

ポットウォーマーみたいで可愛いです


そんなものがあったのか…知りませんでした。

調べると髪の毛を高温と乾燥から守るためと、頭を守ってのぼせないようにするためだそうです。
本場のサウナハットは断熱性の高いウールのフエルトでできているそうです。

ちなみにフエルトは羊などの毛を圧縮してシート状にした不織布のことで、これは毛の表面を覆っているキューティクルが剥がれて絡み合うことで形成されています。
毛と毛の間に細かい空気の層があるため、断熱性に優れてます。
汗も吸ってくれそうで快適そうですが、形がちょっとユーモラスです。

ほのぼのした雰囲気でいいですね

面白い、から興味を持って覗いてみると、なかなかどうして奥が深かった


ちなみに、頻繁に用いられている「ととのう」という言葉は、サウナに入ることでの充実感や爽快感などを表す言葉かなと思います。

この「ととのう」という状態について、日本サウナ学会(こんなところにも学会が!)、「リラックス状態を示す副交感神経唯の状態でありながら、興奮状態に際に分泌されるホルモン、アドレナリンが血中に少量存在している」状態らしいです。

コロナの感染リスクがあったため、少し停滞気味になっていたかもしれませんが、コミュニケーションやリフレッシュのための新しいアクティビティーとして再び活性化するといいなと思いました。